ネットワークビジネスは、マルチ商法です。
マルチ商法という名前がついているビジネスモデルです。
でも、マルチ商法と聞くとダークなイメージがあるのも事実です。
そのダークなイメージが付いたのは、
過去に悪徳業者がマルチ商法を模倣して、
多くの被害者を出したことでマルチ商法=悪徳というイメージに
なったようです。
どの業界にも悪徳なことをする人はいます。
弁護士、医師という社会的意義が高いイメージの職業でも、
悪いことをする人もいます。
悪徳弁護士、悪徳医師と呼ばれます。
マルチ商法とは、
マルチ・レベル・マーケティングを略した造語と言われています。
マルチ商法そのものは、特定商取引法(特商法)における
「連鎖販売取引」に則って運営されているわけですが、
悪徳マルチ商法は、この「連鎖販売取引」に違反して消費者に
被害を与えているのです。
例えば、「不実の告知」。
「今、このビジネスをすれば必ず儲かる!」
そもそも儲かる保証などありません。
これはどんな事業であっても共通です。
儲かるかどうかはあくまでも結果であって、
全ての人が儲かる可能性はあっても、
儲けられる保証などどこにもないのです。
にもかかわらず、
「必ず儲かるから!」と言うだけで「不実の告知」となり、
「連鎖販売取引」に違反することになります。
ネットワークビジネスに携わっている人なら理解
しているような内容でも、
一般の人には何が法令違反かどうかも判断することができません。
ネットワークビジネスの流通形態をとっている企業では、
コンプライアンス(法令順守)の徹底を随時行っています。
次項へ